日本のボクシング世界チャンピオン6人を育て上げた名トレーナーエディ・タウンゼントさん。

「……世界チャンピオンになれる、なれないは、どれくらいのさがあるの?」という僕の問いかけに、エディさんは「これだけよ。ほんとうにこれだけの差よ。わかる?」  その答えは僕の予想に反したが、エディさんの表情は真剣。かつ必死だった。僕はファインダーからめをはなすことができなかった。しかし考えてみるとエディさんはこの数センチの感覚をうめるためにいのちをかけていたのかもしれない。……」(高橋和幸-「OK! BOY」あとがきより部分引用-)


  
 
 
  「OK! BOY」
  エディ・タウンゼント
   追悼写真集より
エドワード・タウンゼント・ジュニア

伝説のボクシングトレーナー

 1914年10月4日、ホノルル生まれ。手製サンドバッグ相手に自宅の庭でボクシング練習を始めたのが11歳。以後は、YMCA、ジャパニーズ・アメカンジムなどでボクシングを学び1932年17歳で、ハワイのアマチュアフェザー級チャンピオンとなる。
1939年プロに転向するも、太平洋戦争により、現役引退。それを機にトレーナーに転身。
1962年、力道山に招かれ来日。リキジムのトレーナーを皮切りに、田辺ジム・船橋ジム・米倉ジム・金子ジムなど各ジムから招聘をを受け、選手の育成指導にあたる。この間、藤猛、海老原博幸、柴田国明、ガッツ石松、友利正、井岡弘樹、実に6人もの世界チャンピオンを輩出してきた。
  1988年、2月11日癌のため73歳てその生涯を閉じる。
写真集「OK!BOY」が、15年の時を経て、再編集され、「卓球王国」から「オーケー!ボーイ」として、出版されました。高橋さんの写真とともに、6人のボクシング世界チャンピオンを育てた名伯楽エディ・タウンゼントさんの「ことば」が添えられています。
時を経ても、エディさんの独特な日本語の言葉にこもった「愛」が心に響きます。




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