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アクロポリスの丘の歴史
 
 

(訳注 332) トロス tholos <周柱円形堂>page 40 図 03 参照)
ギリシャ・ロ−マの建築で、円筒形のケラの周りに円柱を巡らしたものを言う。このトロスはアテネの行政を司る評議員プリュタネイスの執務所として B.C. 6 世紀に建てられ、ペルシャ軍に破壊されたが B.C.5 世紀に再建された。他にはデルフイ、エピダウラスのトロス、オリムピアのフイリペイオン Philipeion などが代表的な例である。

(訳注 333) ブ−ロテリオン Bouleuterion( page 40 図 03 参照)
ブ−レ Boule は<古代ギリシャの立法会議>の意。ホメロス時代の元老会、ソロン時代の評議会(議員数 400)で、その会議所を言う。ブ−レは民会に従属したが、日常教務を実施して 民衆裁判所のヘリアイア Heliaia と並ぶ民主制の最重要機関の一つ。クレイステネスの改革後は 10 のピュラエ(部族) phyrae から籤で選ばれた 500 人の会議となった。

(訳注 334) メトロ−ン Metroon ( page 40 図 03 参照)
アテネのアゴラのブ−ロテリオンの隣りにあった B.C.2 世紀に出来た比較的大きい複合建造物で、フイデイアスの作った レア女神 Rhea の像を祀る母神神殿であった他、国家の公文書保管の機能も備えていた。土台と壁の一部が 今でも残存している。

(訳注 335) <英雄の聖域> Eponymous Heroes( page 40 図 03 参照)
B.C.6 世紀に アッテイカ地方の 10 部族から選ばれた  10 人の英雄のブロンズ像が立っていて、その台座は 法律や布告の掲示板としても使われた。像の周りを囲う ポロス石の跡が残っている。傍らのゼウス神の祭壇で 執政官が就任の際宣誓をした。

(訳注 336) アポロ・パトロ−ヌス神  Apollo Patroos の神殿 ( page 40 図 03 参照)
アテネのアゴラにある ゼウス神のストアの東側に B.C.4 世紀に建てられた神殿で、中には彫刻家エウフラノ−ルの作ったアポロ・パトロ−ス神の像が祭られていた。(パトロ−ヌスはラテン語で<保護者>を意味し、<被保護者>を意味する クリエンス Cliens(複数形はクリエンテス Clientes)の対である。ロ−マ史では平民保護貴族を指し、解放された自由民に対して 尚も一定の権利を保留している<旧主人>を言う。)

(訳注 337) ゼウス神のストア Stoa of Zeus( page 40 図 03 参照)
アテネを占領したペルシャ軍を追い出してアテネに勝利を齎らしたゼウス大神に感謝して B.C.5 世紀に作られた。外側に太いドリア式、内側に美しいイオニア式の柱を並べた複合型柱廊で、執政官の公式の執務所であり又人が集まって議論する場ともなった。

(訳注 338) アフロデイテ・オ−ラニア女神 Aphrodite Ourania
<天上のアフロデイテ女神>の意。プラトンの<饗宴>の中で アフロデイテ・パンデモス女神 Aphrodite Pandemos と共に 2 人の愛の女神とされる。

(訳注 339)  12 の神々の祭壇 Alter of the Twelve Gods(page 40 図 03 参照)
アテネのアゴラにあるゼウス神の柱廊の東側にあり、B.C.6 世紀にオリムポス山の神々 12 神に奉献された祭壇で、アテネから市外に通じる道路の元標に使われていた。

(訳注 340) エスカラ Eschara ( page 40 図 03 参照)
ギリシャ語のエスカラ eschara は hearth(炉床、炉辺)の意である。

(訳注 341) アレス神 Ares
ゼウス神とヘラ女神との子で ギリシャの軍神であり、ロ−マ神話のマ−ス神 Mars に当たる。性格は凶暴 無計画で、戦闘のための戦闘を好み、神話では 知性に対する無思慮な暴力の敗北を語るものが多い。この神の崇拝は テ−ベを始めとする北部と中部のギリシャが中心で、多くの子供は 何れも凶暴な無頼漢である。

(訳注 342) アレス神の神殿 Temple of Ares( page 40 図 03 参照)
軍神アレス神の神殿で、北側にある大理石の一部には 犠牲の動物を繋ぐ鉄の輪が付いていた。B.C.5 世紀頃には他の場所にあったが、ロ−マ時代に少しづつ石が運ばれて 現在の場所(アテネのアゴラの略々中央)に移転した。

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