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アクロポリスの丘の上の記念建造物
 
 

(訳注 426) オ−ソスタテス orthostatis
古代神殿建築で 内陣の下部を覆う大きい石の床板を言う。

(訳注 427) 扇形窓 fan - light
ドア枠上部などに取り付けられる 特に半円又は半楕円形の明かり取り窓を言う。

(訳注 428) ゴルゴネイオン Gorgoneion
ゴルゴン Gorgon 特にメドウサ Medusa の浮き彫りになった首の絵で、古代ギリシャ美術で 魔除けのシンボルとして良く用いられた。

(訳注 429) イ−ジス aegis
ゼウス神とアテ−ナ女神の持ち物の一つで 山羊革の短衣の形で表わされることが多い。ゼウス神のものは 雷霆でも破壊し難いもので 嵐を生じ 人の心に恐怖を吹き込み、アテ−ナ女神のものは ゼウス神が授けたもので、ゴルゴン Gorgon の首が中央に付き 蛇で縁取られていた。

(訳注 430) ペガサス Pegasus
有翼の神馬で ペルセウス Perseus に退治されたメドウサ Medusa の頚から生まれたとされる。オリムポス山のゼウス神の雷霆を運ぶ役をした。その蹄の打撃で湧出した名泉が 各地に多い。天上の星座となり、ロ−マ時代は不死のシンボルであった。

(訳注 431) パンドラ Pandra
人類最初の女で エピメテウス Epimetheus の妻である。プロメテウス Prometheus が天の火を盗んで 人類に与えたために、ゼウス神が人類を罰しようとして 総べての悪を封入した函 Pandra's Box を彼女に与えて 地上に下した。

(訳注 432) ゴルゴン Gorgon
ポルキュス Phorkys とケ−ト Kato との間の三人の娘 ステノ− Sthenno、エウリュアレ Euryale、メドウサ Medusa である。ペルセウス Perseus に切り落とされたメドウサの首は アテ−ナ女神の盾イ−ジスの飾りとなった。

(訳注 433) パラデイオン Palladion
その所有者の町を保護する力があると信じられ、トロイのアテ−ナ女神の神殿に安置されてあったパラス Pallas の古い神像である。右手に高く槍を 左手には糸巻き竿と紡錘とを持ち、両足は古い時代の像の特徴に従って 一つになっていた。

(訳注 434) コンスタンチノ−プル Constantinople
トルコのヨ−ロッパ側の東端 ボアジチ海峡 Bogazici に跨がる都市で、人口 2 百万人 現在名はイスタンブ−ル Istanbul である。コンスタンチン大帝がビザンチン帝国 Byzantine Empire の首都として 325 年ビザンチウム Byzantium の名をコンスタンチノ−プルと改めた。

(訳注 435) グリフイン Griffin
獅子の胴に鷲の頭を持つとされる伝説上の怪獣で スキタイ地方 scythia に棲み、その地の黄金を守ると信じられた。アポロ神の聖獣と考えられ、又その酒と水とを混合するための甕を守っていたとして デイオニソス神とも関係付けられる。

(訳注 436) テユニック tunic
古代ギリシャ・ロ−マから中世を通して着用された下着、表着、外衣などの様々な種類の衣服を言う。ラテン語のトウニカ tunica に由来し、元来一枚の布の中央に穴をあけて頭から被り、前後の垂れ布を腰で紐結びにして着たいわゆる貫頭衣で、人類の衣服の原始形態の一種である。後にギリシャのキトン、ロ−マのトウニカの形に発展した。

(訳注 437) メドウサ Medusa
三人姉妹の怪物 ゴルゴンズ Gorgons の一人で、彼女をまともに見た人は 石に化したという。ペルセウス Perseus に殺され その頭はアテ−ナ女神の盾に取り付けられたとされる。

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