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アクロポリスの丘のその後の変遷
 
 

(訳注 509) スラ Sulla
古代ロ−マの将軍で政治家。B.C. 138 - 78 年。マリウス派 Marius を破って独裁官となり、民主制を廃して 恐怖反動の政治を行った。

(訳注 510) カッパドキア Cappadocia
トルコ東部地方の古代地名。B.C. 2000 年紀にヒッタイト人、6 世紀にはペルシャ、後セレウコス朝の支配を経て  B.C. 190 年ロ−マの勢力圏となる。その間ヘレニズム化とロ−マ化が進んだ。アナトリア高原にあり、農耕に不適で 牧畜が生業である。

(訳注 511) ニオベ Niobe
タンタロス Tantalus の娘で テ−ベのアムピオン Amphion の妻。七男七女の子を 子が二人しかいないレト女神 Leto に誇って 女神の怒りを受け、アポロ神とアルテミス女神に 自分の子をすべて射殺されたために、悲嘆に暮れ、ゼウス神が彼女を石に化したが、尚泣き止まなかったといわれる。

(訳注 512) パナギア Panagia
<至聖なる女>の意。聖母マリアの就寝(被昇天)を記念する修道院の儀式で、食案式のパンの聖挙(皿に載せたパンを修道士に分ける前に高く捧げる)。A D 4 世紀以降東方教会では 聖母マリアをパナギアと呼ぶことが多かった。

(訳注 513) ピラスタ− pilaster
<付け柱><柱形(はしらがた)><片蓋柱(かたふたはしら)>。壁面より幾分突出した断面方形の柱で、通例ベ−ス、柱身、柱頭より成る。

(訳注 514) アカルナイ Acharnai
ギリシャの地方名。アリストフアネスが B.C. 425 年に作った喜劇の名が <アカルナイ人>< The Acharnians>である。

(訳注 515) ソフイスト sophist
B.C.5 世紀の処世術と弁論の教育者。職業であって、学派ではない。懐疑説に近い。後に詭弁家として非難された。

(訳注 516) アムピシアタ− amphitheater
<円形演技館>。古代ロ−マの円形又は長円形の大演技場で、中央に設けた闘技場のアレ−ナの周囲に 雛壇式観客席を巡らしたものを言う。

(訳註 517) ロゲイオン logeion
<喋舌る場所>の意。劇場の<舞台>を呼ぶ。スケ−ネの建物の 2 階床面の高さに造られ、ロゲイオンの下と後ろは 芝居の背景や楽屋として使われた。

(訳注 518) デメテル・クロエ女神 Demeter Chloe
未だ青い穀物の女神としての デメテル女神の呼称。クロエ Chloe は<緑>の意。アテネのアクロポリスの丘の近くに その神殿があった。

(訳注 519) 聖アポストルス Holy Apostles
<使徒>。原始キリスト教会において 最重要の地位を占め、大きな権限を委託された 指導者群をさす。その中核には イエスが選んだ ペテロ Petros 、パウロ Paulo、ヨハネ John 、アンデレ Andrew 、ヤコブ Jacov らの 十二使徒がいたと考えられる。使徒たることの条件は イエス Jesus の復活顕現の証人であることであったと考えられる。

(訳注 520) クレウサ Kreousa
アテナイ王エレクテウスとプラクシテア Praxithea との娘である。アテナイのアクロポリス山上の洞窟で アポロ神に犯されて イオンを生んだが、籠に入れて 神に犯された場所に棄てた。後クストス Xuthus の妻となり、デイオメデ Diomede とアカイオス Achaios の二子が生まれた。

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