ttl120
 
navi
 
sitemap
図版ページ
 
アクロポリスの丘の上の記念建造物
 
 
挿絵 13) パルテノン神殿の北東コ−ナ−及びロ−マとアウグストス帝の神殿
(ステイ−ヴンスのスケッチ)

 
 


○ ゼウス・ポリエウス神の社

○ パルテノン神殿の北東のコ−ナ−に近い ロ−マの神殿の北の方の 岩山の表面が一番高いレベルになっている区画に来ると、ゼウス・ポリエウス神の社( page 37,図 01 - No.46)があるのに出会う。壁面の土台石用として使用されている岩山の上に 鑿(たがね)の跡が付いていて、この社のあった場所と輪郭とが 基本的に決まっている。北側に入り口の付いた <イン・アンテイス>の形をした 小さい神殿を内に含んだ祭域が 岩山の東の端に位置し、その中央には 犠牲の遺骸用の <ボトロス  bothros(訳注 448)>(聖なる落とし坑)の刻みがあった。パルテノン神殿のコ−ナ−ときっちり向い合って 南西のコ−ナ−に入り口の付いている 石で出来た長方形の囲いが 西の方を向いており、この社は こういったもので出来上がっていたらしい。

○ 祭壇はこの位置にあり、祭壇の周りでは、牡牛を犠牲にするデイ−ポリア祭を含んで ゼウス・ポリエウス神の栄誉を称えた 一風変わった 不可解な儀式が執り行われた。パウサニアスは その儀式のことに言及しているし、又ゼウス神に奉献された彫像 2 つのことにも言及している。彫像の内の一つは ゼウス神をア−ケイック期の形で描いたものであり、他の一つは レオカレス Leochares(訳注 449)が  B.C. 330 年頃に作った もっと後の年代の彫刻作品である。

○ アテネの貨幣には ゼウス・ポリエウス神が直立して 片手を後方に挙げ 雷霆を保持した姿で描写されているのが見られる。

( 098 )

 
 
next
space各ページへのダイレクト・リンク