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アクロポリス美術館
 
 

◎  No.0701 ゴルゴンの頭部の像と腰部の断片

○ 容貌醜怪で 頭部は蛇、歯は野猪に似ており、見る人を総べて石に変える恐ろしい力を持つと信じられた 三人姉妹のゴルゴンの像で、大理石で作られている。像の高さは 26.8 cm.であり、B.C.580 年頃に出来た ア−ケイック期の作品である。後頭部が欠けているが、浮き彫りではない。蛇の帯をヘラクレス結びにして 両手で抑えている腰部の断片が、別に残っている。同種の輪郭を持ち ここにはっきり見られるような同様な生気を持った 彫像全体の中で、今残っているのは この断片 2 つだけである。ア−ケイック期の神殿のアクロテリオン(露盤)として サイマ(冠刳形)の上にある破風の頂上に置かれて 空に向かって突っ立っていたのが、このゴルゴン像であったことが知られている。

○ サイマのデリケ−トな作りが 注目に値いする。この像は、アクロポリスの丘の上にあった エカトムペドン神殿と呼ばれている 第一のパルテノン神殿の中央にあった アクロテリオンの部分であった可能性が 最も高い。力強い造型で、怪物の顔付きには ひやっとした寒気が拡がっていて、非常に印象的である。大理石の彫法も卓抜で、デイピュロンの二重門の若者の頭部像に 相通ずるものが見られ、怪物のような特性を持った この人物像を描き出した彫刻家は、アッテイカ地方のア−ケイック期の 同一作者ではないかとされており、この彫刻家の作品は、その形態が明瞭であって 真に迫っている点に特色を持っていた。

◎ No.0552 + 0554 豹の像の断片

○ 2 つの断片は、別々の 2 頭の豹のものである。同じような多くの断片と共に、シリ−ズになって ア−ケイック期の建物のフリ−ズの装飾の一部となっていたものである。B.C.580 年頃の作品である。

◎  No.0122 大理石の動物の頭部像

○ この動物は 狼か豹であると見られる。B.C.6 世紀に出来た ア−ケイック期の構築物の内の一つに付いていた装飾であった。

◎  No.6503 刻み込みが付いていて 多色に彩色された円柱

○ アテ−ナ女神に献げた奉納品の彫刻物が その上に載っていた。B.C.540 年頃の作品である。

◎  No.6502 刻み込みの付いた石柱

○ アテ−ナ女神に献げた小さい供え物が その上に載っていた。B.C.480 年頃の作品である。

◎ 大理石の牡牛の頭部像の大きい眼

○ 恐らくペイシストラトス一族の支配期に出来た アテ−ナ女神の古い神殿の西破風にあったものと思われる。B.C.520 年頃の作品である。

         《 第    2    室 》

○ 第 2 室の展示品も亦 ア−ケイック期の装飾物の一部を構成していた 彫刻作品であり、男性像や婦人像、スフインクスの彫像や各種の動物像といった 同年代の奉献の供え物も亦、数多く展示されている。

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