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アクロポリス美術館
 
 

○ 中段  B.C.5 世紀の 赤絵のロウトロポロスの美しい断片

 ◇ 結婚のシ−ンが付いていて、ニムフの祭殿の出土品である。

○ 下段

 ◇ 赤絵のロウトロポロスの断片で 結婚のシ−ンの付いているもの 及びケルチ・  スタイル Kertch(訳注 596)をした 結婚用大鍋 ( ? )の大きい蓋で、バッカス  のシ−ンの付いているもの。この種のものとしては 目につく見本である。

○ ケ−ス  7)

○ 上段

 ◇ アクロポリスの丘で出土した ア−ケイック期及びクラシカル期の 大理石の小 さい彫刻品、墳墓から出土した 本物のアラバスタ−(雪花石膏)作品、アテ−ナ女 神の ア−ケイック期の粘土像、色彩が豊かに付いている 牡牛の頭の形をした水甕。

◎  No.6472 憲法広場にあった墓地から出土した 白地のレキュトス

  ◎  No.6470 アクロポリスの丘で出土した 勝利の女神の小像で、大理石で出来ている。

○ 中段  コウロトロフ kourotroph と呼ばれる 粘土で出来た人物像

 ◇ ア−ケイック期及びヘレニステイック期に作られたものである。

  ◎  No.6477 ベルの形をした クラテル krater(訳注 597)

 ○ アドニア祭 Adonia(訳注 598)の描写が付いているクラテルで、B.C.4 世紀の  ものと B.C.5 世紀末に作られた 赤絵のピュクシスが 2 つである。

○ 下段  アクロポリスの丘で出土した 花や獅子の頭の水甕の ブロンズ製の把手

◇ パルテノン神殿の円柱の 太鼓石の中から出て来た木の塊まりが、意外にも今日 でも残って来ているのは、注目すべきことである。一つ一つの胴石の 夫々の側の中 央に据えられて、中に嵌め込まれた長円形の釘で 再び一つづつ繋ぎ合わされている。 胴石を転がして 向きを変えるプロセスが、その場でこうやって 容易になったので あって、胴石の縦溝飾りの垂直な線が 正確に真っ直ぐな列になったことであろう。

◎  No.0011 - 0012 多孔性石灰石で出来たマスクが 2 つ

○ その一つは 幾らか凸面であり、もう一つの方は 幾らか凹面である。どちらも明 らかに ア−ケイック期の作品で、事実 B.C. 5 世紀の 即席の工夫品である。パル テノン神殿で作業をしていた彫刻家たちが その場で仕事をしている時に、リクリエ  イションの娯しみとして これらを作ったものであろうと考えられている。

◎  No.6469 赤絵のペリケ pelike(訳注 599)

○ B.C.5 世紀末のもので、葬式の描写が付いている。

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